内部からの医療崩壊

入院患者の看護に関する単純ミス・人手不足で発生したと考えられる次のような死亡事故のご相談は、以前からありましたが、昨年から今年(2020~2021年)にかけて、例年以上に多く、偶然ではなく、構造的な要因と感じています。

〇水分・栄養管理の失念による脱水(単純ミスとしか言いようのない事案)

〇痰や食物誤嚥が多い患者に対するモニタリング不実施による窒息死(モニタリングの必要性が容易に想起されるのにしておらず、していれば救命できた可能性が相当ある事例)

〇当直時間帯の患者の異常に対し、医師が必要な診察をせず、治療開始が遅れたことによる死亡事故

〇各種同意書を病院側が勝手に作成したことによるトラブル(私文書偽造に当たる事案あり)

個別具体的に見ると、新型コロナの影響はなく、医療機関内部の経営上の問題など、内部的要因が原因と考えられます。同一医療機関でこのような事故が複数あるような場合があり、内部的要因による医療崩壊と言わざるを得ません。

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